昇格へ奮起 ボウリング部

 6月10日、東京エースレーンにて春季レギュラーリーグ第6・7週が行われた。午前中に開催された千葉商科大B戦では、3ゲーム連取し快勝。2部リーグ優勝への布石となった。
 そして午後に開催された東京国際大戦。本学は岡部義勝主将(営3)、今田宰聞選手(法3)、奥高嶺選手(数3)、中村祐選手(済3)、奈良岡和樹選手(数2)の5人で挑んだ。試合前という極限状態にもかかわらず、選手たちは落ち着きはらっていた。
 連戦の疲れを見せない本学は、好調な滑り出しで序盤からストライクを連発する。中でも注目は、奈良岡選手。鮮やかに6連続ストライクを決め、相手を圧倒した。その奈良岡選手の活躍が功を奏し、本学は第1ゲームを863―841で先取した。
 第2ゲームはさらに調子を上げてきた本学。安定した投球で、確実にスペアへと繋げる。また、要所でストライクが決まり、第2ゲームも966―786で相手を下した。
 2ゲームをものにし、勝利が確定した本学は、続く第3ゲームでも、正確にピンを倒していく。第2ゲーム同様、危なげない試合運びを見せ、918―807で圧勝。関東国際大を完封した。
 試合後、岡部主将は「みんなの頑張りが勝利に繋がりました」と笑顔で語った。部員が一丸となって掴みとった勝利に満足したようだ。
 現在、本学はリーグ第2位に位置する。念願の1部昇格には、ポジションマッチでの全勝が絶対条件となっている。依然厳しい状況であることに変わりはないが、更なる高みを目指す彼らの活躍に期待したい。(伊藤桃子)