2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

編集作業の内に、赤入れというものがある。要は添削であり、自分の記事が先輩や同僚にチェックされるのだ。 自分がまだ新米の頃、その赤入れを先輩からしてもらい、文章を書くことはなかなか難しいものだと痛感した。この作業には様々なルールがあり、それら…

たすきが繋ぐ熱き想い 四大戦駅伝 及部一仁さん(済3)

伝統ある四大戦において、最高の盛り上がりをみせる種目、駅伝。及部さんは前々回、前回大会のチームリーダーを務め、今年度の四大戦にも参加を表明している選手だ。 中高と駅伝を経験していた及部さんは、周囲の後押しもあって入学直後から駅伝出場を決意す…

幸先良く勝利 バレーボール部女子

4月13日、実践女子大学にて、関東大学5部春季リーグが開幕した。対戦相手は玉川大。本学は昨年の秋季リーグで昇格しており、自信を持って臨んだ大会であった。「初戦なので良いリズムを作って、これからの試合につなげていきたいです」と中田里美主将(…

終始波に乗れず ハンドボール部

4月20日、関東学生春季リーグ3部の試合が、立教大学新座キャンパス体育館にて行われた。相対するのは、前回の対戦では終盤の追撃及ばず、惜敗を喫した拓殖大である。そのため本学は、最初に守備を固めた上で、速攻を狙う方針を掲げてこの一戦に臨んだ。 …

リーグ第2戦制す 硬式野球部

4月13日、本学硬式野球場で、春季リーグの成蹊大との第2戦が行われた。前日の第1戦を6―0と圧勝し勢いに乗っている本学は、来週以降に続くリーグ戦の足掛かりにすべく、今試合に臨んだ。 本学は後攻。1回表、町田潤哉投手(済3)が安定したピッチン…

防衛大を攻守で圧倒

渡辺啓二郎主将(法4)は試合前、「初戦は絶対に落とせないので、とにかく勝ちたいです」と力強く語ってくれた。時折小雨がばらつく悪天候のなか、今後の戦局を占う重要な一戦が始まった。 開始早々、まずは本学が先手を取る。3分に斉藤慎選手(法2)が、…

1部昇格へ白星発進 ホッケー部男子

4月20日、慶應大学日吉キャンパスホッケー場にて、春季関東学生リーグ2部の開幕戦、対防衛大戦が行われた。開始早々から攻勢をかけ、前半に先制した本学。その後主導権を失いかけたが、後半に追加点を挙げると勢いを取り戻し、3―0の快勝で初戦を飾った…

山桜

薄紅色に咲く山桜の下での、ただ一度きりの出逢い。たったそれだけで人生が変わり、胸に秘めた思いと共に、強く生きていけると信じられることがある―。 舞台は江戸後期、春。武人の妻・野江は、一度目の夫には先立たれ、二度目に嫁いだ磯村家には馴染めずに…

友人と語りあったひと時 ドイツ語圏文化学科 保坂良子准教授

今回は、ドイツ語圏文化学科の保阪良子准教授に学生時代の思い出を振り返っていただきました。その頃の先生は、どのような日々を過ごしていたのでしょうか。 本学での大学生活 当時の一番印象に残ったことは、写真部の活動ですね。合宿をしたり、展覧会を開…

絵本カフェへ行こう

本学から千登世橋方面に向かって目白通りを進んでいくと、鮮やかな青い扉のショップが目に留まる。そこが海外絵本とカフェの店、EHO-N HOUSEである。 この店は、洋書輸入会社が3年前に開店。年に1回、北イタリアの都市ボローニャで開催される、国際的な絵…

気軽に楽しむ読書方法

本を読もう、と意気込んではみても、いざとなるとどう手を付けたら良いかわからないことは誰しもあるはず。ここでは、読書を始める最初のきっかけづくりとなるような、身近な方法を紹介してみたい。 「読書」とだけ聞くと、姿勢良く机に向かって行わねばなら…

図書館長に聞く読書の真義

こうした本学の状況について、大学図書館館長で、英語英米文化学科の塩谷清人教授にお話を伺った。図書館館長の目には、学生の読書に対する姿勢はどう映っているのだろう。 まず、大学図書館の利用状況はどうなのか。「年間の貸出冊数は、1991年に4万3…

学生たちの読書習慣

では、本学の学生においても、本を読まない人が実際に増えてきているのだろうか。その実態を把握するために、アンケート調査を実施した。 まず、読書の習慣についての質問には、半数以上の学生が「最近本を読んだ」と回答。読まれた本のジャンルは、小説が6…

本を読もう

テレビやネットで手軽に情報を得られる今では、時間がかかる読書は敬遠されがちだ。しかし、書物でしか得られない経験は必ずある。今回は、本を読み楽しむ術を紹介しよう。

求められる真の知恵

昨年11月、静岡県で「第39回技能五輪国際大会」が行なわれた。22歳以下の選手たちが様々な種目で己の製造技術を競うこの大会は、各国を舞台に隔年で開催されている。今回の大会には、日本から51名の選手が出場し、見事16種目で金メダルを獲得、前…

まっすぐに人を愛すること

「私は誰かに愛されるよりも、愛を与えたいの」―これは、名女優オードリー・ヘプバーンの言葉である。彼女は、映画界から引退した後、ユニセフの親善大使として、発展途上国の子どもたちのために生涯ボランティア活動を行った。彼女のように、ひたむきに誰か…

編集後記

今回、「演劇」に焦点を当てたのには理由がある。それは演劇が、舞台装置や脚本、そして表現者たる俳優といった様々な要素が組み合わさることで成立する「芸術」であるからだ。その美のあり方は殊更な注目に値するだろう。 さて、記事を書く上で、常に抱いて…

大学院に開設された新専攻

先述してきた身体表象文化学専攻に代表されるように、近頃、学問の領域が新たに広がりつつある。その流れを受けて、本学では今年度から、美術史学・アーカイブズ学・生命科学が新専攻としてスタートした。このコラムでは、ここまで触れることができなかった…

明け広がる学問の新境地 

今まであまりなじみのなかった「学問」として見た演劇は一体どのようなものなのだろうか。実際の研究現場の声を聞いてみた。今回お話をうかがったのはフランス語圏文化学科教授でもあり、舞台芸術を専門としている佐伯隆幸(りゅうこう)教授。大学時代から…

縮めよう舞台との距離

学生の舞台への意識が明らかになったところで、特に注目すべきは、演劇に興味はあるものの、劇場に行った回数が少ない人の存在だ。彼らが舞台に近づくための方法はあるのだろうか。本学の卒業生で、東宝・シアタークリエ支配人の山恕W奈保子氏にお話をうかが…

演劇に対する意識調査

今回、新設された「身体表象文化学」について学生たちはどのような意識を持っているのだろう。アンケート形式で、新専攻の認知度や「演劇」について、本学の学生に回答してもらった。 まずは、身体表象文化学の存在を知っているかという質問をしたところ、3…

演劇 舞台が秘める可能性 

今年度から、大学院に「身体表象文化学」という新専攻が登場した。本学に、新たな風を吹き込んだこの学問分野に注目してみた。 演劇と聞いてあなたはどのようなイメージを抱くだろうか。映画や小説などと違ってなかなか踏み込みにくい世界だと感じている人が…

残心

福沢諭吉を筆頭に、最近の私は向学心溢れる明治の男たちに痺れっぱなしである。激動の時代を生き抜いた先人の努力と馬力を、今こそ見習いたい。というわけで、まずは牛肉でも食ってみましょうか。(毅)

私はある目標を持っている。運動好きという私の特徴を活かして、おばあちゃんになっても仲間と一緒に運動できるような活発な人間になる、ということだ。そのためには、やはり常日頃からの運動や食生活に気をつける必要があるだろう。 昔から、「運動する」と…

「文学と他の領域の狭間で」文学部日本語日本文学科 中山昭彦教授

今回お話を伺ったのは、日本語日本文学科の中山昭彦教授です。先生が研究されている、文学の社会的位置について、また小説と映画の違いについて解説していただきました。(取材・構成 筒井久実子) 文学と他領域 従来文学というものは、作品そのものを鑑賞し…

オール学習院の集い

4月13日、本学にてオール学習院の集いが開催された。前日の春らしい陽気とは打って変わった悪天候にも関わらず、心躍るジャズの演奏や、迫力の応援団、餅つきなど、催し物にはたくさんの人が参加した。午後には雨もやみ、代わりに桜の花びらの舞う中、乗…

学生会員を新設 桜友会インタビュー

平成20年度から桜友会への入会の仕組みが改正され、3、4年生が学生会員として扱われるようになった。桜友会は、現在約11万人の会員が所属する、本院OB・OGの団体である。 今回の改正の具体的なポイントは、会費の徴収方法の変化だ。これまでの桜友…

昨年度を上回る結果 平成19年度就職状況

就職部より、平成19年度の就職状況が発表された。4月22日現在で、今年度の就職率は全体で96・6%(うち男子95・4%、女子97・6%)。前年度は全体で96・0%の就職率だったので、昨年度をやや上回っているが、これはまだ最終結果ではない。 …

躍進見せる経済学部 平成20年度入学試験 

まず学部別に志願者数を見ていくと、経済学部の人気が際立っており、前年度比で1472名と著しく増加した。文学部では、英語英米文化学科やドイツ語圏文化学科、フランス語圏文化学科の学科名変更、それに伴うカリキュラムの大幅な改革が行われたが、志願…

2年連続で志願者増

平成20年度の入試結果が発表された。今年度一般入試の総志願者数は、14,338名。数年ぶりに志願者増となった昨年度から、今年度はさらに647名の増加である。上向きに転じた理由とは何なのか。