2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Vol8 文学部哲学科2年 西城隼人さん

西城さんは現在お笑いサークルの責任者を務めている。比較的お笑いに対し保守的な本学の中で、彼は自分だけでもその流れを変えようと思ったそうだ。「サークル創設者の先輩が、去年プロの芸人になりました。それがきっかけで、今自分のできることを考えた結…

イベント化された母の日

先月の第2日曜日は母の日だった。この日が近づくと母の日にまつわる催しが至るところで行われ、街は人で大いに賑わう。しかし近年では、各企業がここぞとばかりに息子や娘たちの購買意欲を駆り立てようと、不必要にイベント化を推し進める風潮があるのも事…

編集後記

私たちにとって、あまり身近でない法廷。そこでいつかは、自らの手で被告人を裁くことになるかもしれない。そんな日を迎えて戸惑ってしまわないよう、できるだけ多くの学生に裁判員制度について考えてもらいたいという気持ちから、今回の企画を立てた。 「裁…

外国の司法参加制度

日本ではあまり馴染みのない裁判員制度だが、他の先進国では古くから国民の司法参加制度が導入されている。アメリカ、イギリスなどにおける陪審制、イタリア、ドイツ、フランスなどにおける参審制がそれにあたる。また、戦前は我が国でも陪審制が行われてい…

司法のプロに聞く制度導入の効果

では、専門家は裁判員制度をどのように考えているのだろうか。そこで、昨年まで福岡高等裁判所で長官を務められていた、本学法科大学院の龍岡資晃教授にお話を伺った。 最初に、制度導入により裁判が国民にとって身近でわかりやすいものになるというのは、具…

学生たちの意識調査

この裁判員制度について、学生にはどれだけの知識があり、またどのような意見を持っているのだろうか。その実態を把握するべく、本学の学生を対象にアンケート調査を実施した。 まず裁判員制度を知っているかどうかの質問に対し、「名前も内容も知っている」…

裁判員制度のシステム

2004年5月、国会で「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」が成立し、公布された。これによって2009年5月までに裁判員制度が施行されることが決定した。この制度は、主に二つの理由から導入される。裁判をこれまでより迅速化させるため、そして…

あなたは人を裁けますか 〜裁判員制度特集〜

司法制度改革の柱として導入された裁判員制度。この制度が施行されれば、裁判員に選ばれる可能性は誰にでも出てくる。重責を伴う裁判員という仕事に対し、あなたは心構えができているだろうか。

私には大学新聞社に入ってから身につけてしまった癖がある。それは「どんな記事でもコラム仕立てにしてしまう」というものだ。スポーツ記事を書く際も企画ものの時も、自然とそうなってしまう▼癖になっていることに気がついたのは昨年の秋。原稿をチェックし…

ラグビーから人生を学ぶ ラグビー部吉田征令主将(済4)

高校時代にラグビーを始めた吉田さん。当初、大学では続けるつもりはなかったが、このスポーツの楽しさが忘れられず、今でもラグビー漬けの毎日を送っている。「やることはこれしかありませんでした。やめられないスポーツなんです」と熱い思いを語る。吉田…

後半に2失点 サッカー部

5月13日、成蹊大学グラウンドにおいて、1・2部春季対抗戦第1戦目、対国学院大戦が行われた。相手は1部に在籍する強豪校である。本学は4強進出を目標に掲げ、試合に臨んだ。 初戦から強敵を迎え討つこととなった本学は、慎重に試合を進めていく。試合開…

乱打戦を制す 準硬式野球部

5月13日、獨協大学天野貞祐記念球場にて東都大学準硬式野球春季3部リーグの試合が行われた。本学の対戦相手は立正大。試合前、「今日負けると4部との入れ替え戦が決まってしまうので、必ず勝ちます」と鈴木雄大主将(済4)は闘志を燃やしていた。 本学後攻…

農工大に完全勝利 バスケットボール部男子

5月12日、第56回関東大学選手権大会第1回戦が行われた。本学は東京外国語大学府中キャンパスにて、対東京農工大戦に臨んだ。試合前に「今回のトーナメント戦で強敵に打ち勝ち、関東リーグへの良い流れを作りたいです。そのためにも、初戦でつまずくわけに…

堅守で東海大を完封

試合開始の笛が鳴ると同時に、まず攻勢に出たのは本学であった。本学は素早い攻めで、相手のシューティングサークル内までボールを持ち込む。開始1分と経たないうちに初川良輔主将(法4)がシュートを放った。得点には至らなかったものの、その後の展開に期…

1部昇格へ大きな1勝 ホッケー部男子

5月13日、明治八幡山グランドにて、春季関東学生ホッケーリーグ2部、対東海大戦が行われた。昨年まで実力が拮抗していた相手だが、本学は試合開始直後に鮮やかな先制点を決める。その後も安定した試合運びを見せ、東海大に3―0で快勝。入れ替え戦の出場を…

電車屋赤城 無骨な男たちの生き様

元鉄道職員という経歴を持つ著者が描くのは、電車に命をかけた男たちの物語。彼らの熱き心には、多くの読者がぐいぐいと引き込まれることだろう。 車両整備を受け持つ、神奈川電鉄横須賀工場、通称「スカコウ」を舞台に繰り広げられる本作。引きこもりの青年…

国際理解を目指して

今回は、日本語日本文学科の村野良子教授に学生時代の思い出を語っていただきました。波乱のスタート 実は、私が大学生だった頃は、ほとんど授業がありませんでした。というのは、入学前から学生が大学本館を占拠していたからなんです。そのため、7月に延期…

たまには着物もいいよね

今回の浴衣企画を通して、改めて和装に魅了された。蒸し暑い夏の夕暮れに、浴衣を着て縁側でちょいと夕涼みというのも、なかなか風流だ。しかし、今は6月。流石に浴衣で夕涼みには早すぎる。だからといって、和装で粋に過ごすのを断念するのは口惜しい。そ…

プロに尋ねる浴衣のいろは

浴衣について基本的な知識を得たら、次は実際に浴衣を着てみよう。その時、注意すべきことについて、50年以上の歴史を持つ老舗呉服店、「目白なら屋」の店主、田中允子氏にお話を伺った。 そもそも、日本人にとって浴衣とはどのような存在だったのか。「私た…

浴衣の選び方合わせ方

このように、変化を遂げてきた浴衣は、「和ブーム」の到来と共に再び需要を高めてきている。そのため種類も多様化し、選択の幅が広がった。そこで、ここでは浴衣選びのコツを紹介していこう。 一口に浴衣といっても、その生地は多数存在する。これらの特徴を…

日本の涼 浴衣の歩み

夏の風物詩、浴衣。現在では涼しげなお洒落着として定着し、鮮やかに夏を彩っている。しかし、実は長い歴史の中で様々な変遷を経て来た、ドラマチックな衣服なのである。 浴衣の起源は、およそ一千年前に遡る。平安時代の貴族たちの入浴スタイルが、その始ま…

今年の夏は浴衣で粋に

浴衣は暑い季節ならではの「和」の装い。今回は、そんな浴衣のお洒落な楽しみ方を紹介する。今年の夏は、浴衣をはんなりと着こなし、涼しい夜風に身を任せてみよう。心穏やかなひと時が,あなたに訪れるはずだ。

「もったいない」。私が教職課程の履修を今年でやめたと告げた時に、友人が発した言葉だ▼すでに必要単位の半分以上を取得済みだったため、やめることは惜しいと思ったのだろう。実際、続けることもできた。しかし、本気で教師を目指している友人と授業を共に…

今年からワンコイン!

学内の至る所に点在する自動販売機。この機械に、普段からお世話になっている人は多いのではないでしょうか。 かく言う私も、毎日自販機で飲み物を買っている輩の1人。今日も自販機の前に立ち、硬貨を投入します。あれ、いつもよりお釣りが多くね? と自販…

とことん音楽めじおん!

季節が初夏へと移り変わる5月の昼休み。キャンパス内に響く歌声に、ふと足を止めて聴き入ってしまう。毎年恒例の目白音楽祭(通称めじおん)が今年も開催された。大勢の聴衆がステージを囲み、各団体の個性的な演奏に耳を傾ける。聴衆と演奏者がひとつにな…

「複数の言葉のはざまに」文学部フランス語圏文化学科大野麻奈子准教授

今回はフランス語圏文化学科の大野麻奈子准教授です。先生は現在、ノーベル文学賞受賞者のサミュエル・ベケットを研究しています。その中でも小説と戯曲の関係についてお話を伺いました。 (取材・構成 中谷美穂) 価値観を変えた本との出会い 先生は大学で…

大学HPリニューアル

今年度4月、本学のHPがトップページを中心に更新された。前回の更新が行われた平成13年度以来、5年振りとなる。 HPに関しては、以前より学内からも見直しを求める声があった。また、全国の大学を対象に行われたWebサイトのユーザービリティー調査の…

栄光目指す 甲南戦・四大戦

4月28日、第52回対甲南大学運動総合競技定期戦(以下、甲南戦)の開会式が甲南大学にて行われた。開催から52年目の今年は、新たにバスケットボール女子とラクロス女子の得点が総合得点に加えられ、結果に大きく影響することが予想される。そこで、上原巧也…

就職支援拡大へ マスコミセミナー

5月19日、本学西2号館501教室にてマスコミセミナー・パネルディスカッション「今、マスコミ人に求められること」が開催された。これはマスコミ志望の現役学生を支援するために設立したマスコミ桜友会の記念イベントである。志望者の多い業界ということ…

課外活動を積極的に支援 60団体に交付平成19年度助成金

平成19年度、学習院課外活動助成金の特別助成金の交付が行われた。5月現在においては、全ての助成金が交付され終えたわけでないが、各団体にとって大きな援助となっただろう。なお、今年度の助成金交付が行われた団体数は60団体であり、全団体の平均額は10…