2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「何とかなるさ」これは私の好きな言葉の1つである。苦境に立たされた時も、今までこの精神で幾度となく乗り越えてきたように思う。しかし、この考えは大きな失敗に繋がることもある。 10、11月は、新聞社にとって最も忙しい時期だ。連日の取材から疲労…

苦境乗り越え掴んだ栄光 ヨット部杉原健太郎さん(政3)

杉原さんが初めてヨットに出会ったのは、入学直後のことであった。競技の内容さえも満足に知らなかった彼が入部を決意したのは、チャレンジすることに惹かれたからだ。「先輩方の全員が大学からスタートしたと聞き、新しいことに挑戦していく姿が魅力的に映り…

頂点に立つ キックボクシング部

去年の11月17日、後楽園ホールにて全日本学生選手権決勝戦があり、須藤雄大選手(政4)がバンダム級に出場した。本学の学生がこの舞台に立つのは初めてのことである。全国から応援に駆けつけた友人らの大歓声を浴びながら、颯爽と入場する須藤選手。相…

全国での熱戦 剣道部男子

平成19年10月28日、第55回全日本学生剣道選手権大会が日本武道館にて行われた。この大会を目指して、苦難の道をひた走ってきた本学剣士達。予選である関東大会においては、敗者復活戦の大将戦で劇的な勝利で、本大会への出場権を手にした。これは実…

渾身の走り及ばず 自転車愛好会

昨年12月9日、国営昭和記念公園にて全日本学生クリテリウムが開催された。このレースでは1周5kmのコースを8周走る。スプリントと呼ばれるスタート地点を通過する際の順位に応じて、7周目までは3位、8周目では10位までポイントが与えられ、その…

輝き見せた本学守備陣

大塚洋平主将(政4)は試合前に「今回で4年生は引退なので、なんとしても3部残留で最後を締めくくりたいです」と意気込みを語った。本学は、坂本太樹選手(政4)と渡辺浩輝選手(哲3)がそれぞれマンマークで理科大の二人のエースを抑えることを課題と…

理想的な試合運びで勝利 アイスホッケー部

去る12月9日、ダイドードリンコスタジアムにて、関東大学アイスホッケーリーグの3部4部入れ替え戦が行われた。3部リーグを7位で終えた本学は、4部リーグ2位の東京理科大と対戦。本学は各ピリオドで得点を挙げるとともに、GKを中心とする守備陣の…

ピューと吹くジャガー THE MOVIE

監督 マッコイ斉藤 出演 要潤/大村学 2008年/日本/99分 配給 ハピネット 週刊少年ジャンプで連載中のギャグ漫画が、実写で映画化を遂げた。原作は小中高生のみならず、20代の若者にも人気を博している話題作だ。 主人公の酒留清彦(大村学)はプ…

理学部物理学科 高橋利宏教授 大切なものを掴めた日々

今回は、物理学科の高橋利宏教授の登場です。先生の学生時代の思い出は、どのようなものでしょうか。 慌ただしかった大学時代 僕が学生の頃は大学紛争の真っ只中で、3年生の頃は授業がほとんどありませんでした。その渦中で歴史にも残る東大安田講堂攻防戦…

バスルームを快適に!

毎日お世話になるお風呂。だからこそ、日々の入浴タイムは楽しく快適に過ごしたいもの。ここでは、そんな願いを叶えてくれる、優れもののバスグッズを紹介しよう。 お風呂で思いきりリラックスしたい――そんな時には、バス用枕が最適だ。この枕には吸盤があり…

効率の良い入浴を学ぶ

お風呂の効能を知っていても、間違った入り方ではその効力は十分に発揮されない。賢い入浴の知識を得るべく、東京ガス都市生活研究所所長の早川美穂さんにお話を伺った。 お風呂の長所の一つは、簡単に体を温められることだ。しかし、ただお風呂に入れば良い…

お風呂と体のメカニズム

お風呂は、体の汚れを落とし、さっぱり清潔にしてくれる。しかし、その役割はこれだけには留まらない。湯船にゆっくりと入って温まった後には、体が軽くなったような気分がすることが多々あるだろう。日々の入浴は、私達の健康を密かに支えてくれているのだ…

いにしえより続く歴史

日本人が大好きな入浴。その原型は、日本の成り立ちについて書かれた奈良時代の書物に記されている。黄泉の世界から帰ったイザナギノミコトが、禊ぎを行ったという記述だ。今や日常生活の一部となっている入浴の歴史は、実はとても古いものなのだ。 そしてそ…

お風呂で過ごす冬のひととき

寒い季節に、体も心も温めてくれるお風呂。今回は、そんな入浴時間をより充実させる方法を紹介する。疲れを癒し、日々の健康を助けているお風呂に、改めて目を向けてみよう。

現実を指摘する勇気

アルバイトや学校などで同世代と触れ合う機会は多いが、よく感じることは皆が一様に優しいということだ。何か尋ねれば親切に教えてくれるし、自分が失敗しても大体は笑って流してくれる。いかにも、他者との和を尊重する日本人らしい光景だ。それ自体は我々…

歴史に見る著作権

社会の情報化が進んだ今、著作権は人類が文化的生活を向上する上で、欠かせない存在となっている。しかし、その権利が現在の形に整うまでには長い時間を要した。ここではその変遷をたどってみよう。 著作権の始まりは、15世紀にグーテンベルクによって発明…

国内外での問題と対策

ここ数年、国内外で著作権に関する様々な事件が起きている。その具体的な内容と対策について、文化庁にお話を伺った。 近年特に問題となっているのが、著作権を侵害した商品、いわゆる「海賊版」の拡大だろう。その撲滅を目指すべく、文化庁で講じられている…

社会のルール著作権とは

近年、「著作権」という言葉を耳にすることが多い。これは文化の発展を目的とし、著作物が社会的に保護される権利のことを指す。知的財産権の1つとして法で認められている。 著作権の対象となる著作物は「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸…

著作権を考える

インターネットの導入によって、著作権の対象は年々拡大している。そのため、著作権侵害などの問題も複雑化した。社会の文化を考える上で必要不可欠なこの権利が、どのような働きをするのか調べてみよう。

下里JAPAN Goto2008

謹賀新年。今年も学習院大学新聞社を宜しくお願い致します。 なんとかメンバーを集め、出場したソフトボール大会。結果、堂々の2回戦敗退だった。最後は皆で、はいソニー!(下)

好奇心が薄い私の数少ない趣味に、能面観賞がある。観賞などというと偉そうだが、展示会に行き、単純に観て楽しむ程度のことだ。 高校生の頃、私には「大学生になったら、面打ち教室に参加する」という目標があった。面打ちとは木材を彫って面を作成すること…

言葉の「謎」を求めて 文学部英米文学科 高見健一教授

今回は、英米文学科の高見健一教授です。先生は現在、理論言語学、その中でも特に機能的構文論の研究をされています。現在の研究内容や、至ったきっかけなどをお聞きしました。(取材・構成 勝浦輝実) 比較による研究方法との出会い 先生が大学院生の頃、言…

翔春 〜院長から学生へ〜

近年ますます国際化が進む中、大学というものの姿はどうあるべきか。また、そうした環境において、学生はどのような姿勢で大学生活を送るべきなのだろうか。今号では、波多野院長から新年を迎えるにあたってこれからの大学についてお話を伺った。 ―今の日本…

支出増加する 平成19年度予算

平成19年度の学習院全体の収支予算報告が、学習院広報第78号に掲載された。今年度は、12億7900万円の消費支出超過となっている。 消費収入の部は、帰属収入として学生生徒等納付金、手数料、寄付金、補助金、資産運用収入、事業収入、雑収入がある…

役員改選される 常任委員会

運動部常任委員会、文化部常任委員会、文化系同好会常任委員会が、それぞれ平成20年度の役員を改選した。各役員選挙が執り行われたのは、昨年の12月1日。任期は約1年となっている。新たに選出された役員は以下の通り。 運動部常任委員会 委員長 山本純也(…

新たな視点で見る若者のマナー基準

昨今、携帯電話の普及に伴い、そのマナーは大いに乱れている。例えば、電車内ではマナーモードに設定することや、優先席付近では電源を切ることがしきりにアナウンスされている。また、航空機内でも、携帯電話から発される電波が、航法機器などへ悪影響を与…

異彩を放つ 学生の提言

平成19年度の「学生の提言」の結果が発表された。今回のテーマは低下しつつある若者のモラルを問うもので、「公共の場のマナー(携帯から服装まで)」だ。また、表彰式は昨年行われ、優秀賞の諸橋久美子さん(人文科学研究科哲学専攻博士前期課程1)をは…