2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

編集後記

非喫煙者が、たばこについて何も知らないまま禁煙を押しつけること。それは偏見から来る勝手な行為ではないのだろうか。こうした疑問から、今号ではこの特集を組んだ。 編集の際、偏見にとらわれず作業を進めることの難しさに悩まされた。非喫煙者の立場から…

Vol7 経済学部経営学科3年 金井奈緒子さん

人々の未来に希望を 金井さんは将来、国際機関で働き、貧困に苦しむ発展途上国の人々を救いたいという。彼女がこのような夢を抱いたのは、経済産業省でのアルバイト経験がきっかけだ。「昨年から、技術協力課で職員の事務補助をこなしています。この職場で、…

儚くも逞しい女の生き様

ここ数年、「大奥」が女性の間で絶大な支持を得ている。2003年にフジテレビ系で放送されたこのドラマは、翌年、翌々年にも「大奥〜第一章〜」、「大奥〜華の乱〜」とシリーズ化されていった。そして今年、これらの集大成として「映画『大奥』」が上映さ…

本学の喫煙事情

喫煙に対し、比較的寛容であると言われている本学。確かに、様々な場所で学生が喫煙している様子を見かけられる。では、学内には一体いくつの喫煙場所があるのだろうか。 その数は大学側も正確に把握しきれていないようだが、合計で少なくとも90以上の灰皿が…

タバコの老舗JTに聞く

これまで見てきたように、禁煙化への流れが加速している現在、人口全体の喫煙者数の割合は着実に減少している。そうした時代において、たばこを売る側は一体どのような立場をとっているのだろうか。JT(日本たばこ産業株式会社)IR広報部の松澤善史課長…

喫煙による健康への影響

喫煙が身体に良くないということは世間一般に広く認識されている。だが、実際にどのような害をもたらすのかをはっきりと理解している人は、果たしてどれ程いるだろうか。 たばこの煙には4000種類以上の化学物質が含まれており、そのうち明らかに人体に有…

たばこをめぐる社会の動き

現在、世界的に喫煙の規制は厳しくなってきている。では、わが国におけるたばこ規制の現状はどのようなものなのであろうか。 たばこは、日本において税負担率が最も多い製品のひとつである。その割合は1箱あたり60%以上を占め、たばこ自体の値段の割合より…

考察!たばこ問題

大学では高校までと異なり、正当に喫煙できる環境が用意されている。つまり、たばこの問題はより身近になっているのだ。今回はそんなたばこについて、いくつかの観点から考えていきたい。

水上のパッサカリア 愛した女が残した謎

先日、第10回日本ミステリー文学大賞受賞作が書籍化された。それも、名だたる選考委員達が大絶賛した注目の一冊だという。それならば読んでみようじゃないの、とさっそく購入。 舞台となるのは、東京から5時間ほど離れたQ県の田舎町。己に関する全ての過去…

強い探求心胸に秘め

今回は経済学科教授、福地純一郎教授に米国留学の思い出を語っていただきました。 決意の大学院留学 私は、一橋大学大学院で、大学時代から興味を持っていた統計学を勉 強しました。ここでの教育システム は素晴らしいものでしたが、米国の統計学科で研究し…

涙の全顔撮影体験

日々の生活の中で蓄積されていく、紫外線によるダメージ。一度は肌の状態を調べてみたいものだが、男の私が一人で行くのはさすがに恥ずかしい。そこで、女性の先輩について来てもらい、肌画像解析装置「ロボスキンアナライザー」を備えた病院へと向かった。 …

日焼け対策はお済みですか?

日差しの強い時期になると、紫外線対策をする人も増えるだろう。紫外線は春先から強くなり始め、5月がピークだといわれている。晴れの日だけではなく、曇りの日も紫外線は多く降り注いでいるので注意が必要だ。一般的に知られているように、紫外線は皮膚が…

紫外線の人体への害

ここ数年の美白ブームに伴い、紫外線による肌への影響に注目が集まっている。しかし、目に見えない故にどのような対策をしたらいいか分からない人もいるだろう。そこで今回は、紫外線が及ぼす影響について基礎から学ぶべく、「私のクリニック目白」の平田雅…

紫外線の基礎知識

日差しに潜み、私たちの肌を攻撃する紫外線。この紫外線について正しい知識を持っている人は、案外少ないのではないだろうか。肌を守るための対策を考える前段階として、紫外線の正体を知っておこう。 一般的にUVと呼ばれる紫外線は、太陽光の光成分として…

お肌の敵!紫外線から身を守れ

夏が本格的に始まる7、8月は紫外線の強い時期だと思われがちだ。しかし、1年で最も紫外線の強くなるのは意外にも5月である。 日常生活のあらゆる所に潜んでいる紫外線。今回はその危険性や対策法などについて考えてみたいと思う。

デジタル三種の神器のひとつとして、世間に定着したデジタルカメラ。大学新聞社に2台し かないこのカメラを、部員はまるで宝器のように取材へ持っていく。輪郭がくっきりとした写真は、特にカラー印刷の紙面で人目を引くようだ▼私達がデジカメを好む理由は…

執念で掴んだ初出場の栄光 陸上競技部川内優輝さん(政3)

去る1月3日、第83回東京箱根間往復大学駅伝競走において、関東学連選抜のメンバーに選出された川内さんは、復路6区を走破した。箱根駅伝に本学学生が出場したのは、本学創立以来初の快挙である。高校では怪我に泣いた川内さんだが、本学に入学後、不屈の…

悔い残る一戦 馬術部

4月14日、第24回東京馬術選手権大会が行われた。会場の馬事公苑は御所桜が満開となり、人馬の快走に幻想的な彩りを添えていた。 今回本学が出場したのは、障碍飛越競技110センチクラス。これは、コース内の各障碍を人馬がいかに正確に、かつ俊敏に越える…

メンタル面で課題 バレーボール部女子

東京家政大学板橋キャンパス体育館にて4月15日、春季6部リーグ戦が行われた。今大会では、入学から競技を始めた初心者が努力の末にレギュラー入りを果たした。それに触発され、充実した雰囲気で練習できたという本学。小武海享子主将(政4・こぶかい)を…

激戦の末の惜敗 硬式野球部

4月14日、本学野球場にて東都大学春季リーグが開幕した。4部に所属する本学の相手は東京工業大。初戦を勝利し、幸先の良いスタートを切りたいところだ。試合前、佐藤勇太主将(営4)は「リーグ戦は全勝し、入替戦も勝ちます」と闘志に満ちあふれていた。 …

開幕戦、白星スタート ハンドボール部

4月15日、立教大学新座キャンパス体育館にて関東学生ハンドボール春季リーグ戦が開幕した。昨季に4部昇格を果たした本学の対戦相手は、今まで未勝利の東京理科大。本学は序盤から試合を優位に進め、強豪校に快勝した。この勝利で昨年の秋季リーグ戦から数…

大学に入る前から、心に決めていたことがあった。部やサークルに所属せず、できるだけ学 業や趣味に専念しよう、と。部活動に手を出したら、あれもこれもと欲張って、結局全て尻切れトンボで終えてしまう。それは、中学時代にいくつも兼部をして痛いほど感じ…

地に足がついた会計学を

今回は、経営学科の川本淳教授です。グループ企業を繋ぐ連結会計を専門となさっている先生。会計学における研究の意義と、現在の会計の分野についてお話を伺いました。 (取材・構成 下里豪平) 二つの研究方法 会計学にも、他の学問と同様、理論研究と実証…

オール学習院の集い

4月15日、桜並木が新緑に染まり始めたこの日、本学にてオール学習院の集いが開催された。本年は恒例のアイメイト協会による盲導犬体験、書道の作品展示会などの様々な催し物で賑わっていた。また、正堂にて行われた合同演奏会は敬宮愛子さまがお歌いになら…

「准教授」に改称 学校教育法改正

文部科学省の学校教育法の一部改正により、平成19年度4月1日から高等教育機関の教員の職階が改められた。高等教育機関とは大学、大学院、短期大学、高等専門学校の総称である。これにより、従来の「助教授」「助手」が廃され、新たに「准教授」「助教」「…

大幅採用際立つ 平成18年度就職状況

就職部より、平成18年度の就職状況が発表された。今年の就職率は全体で95・9%、男子が95・3%、女子が96・4%。この就職状況は4月24日現在のもので最終結果ではないが、この時点で既に昨年度を上回る数値となった。 今年の傾向としては、例年以上に大手…

志願者増加へ新たな一歩 平成19年度入学試験 好転する入試改革

平成19年度の入試結果が発表された。今年度の総志願者数は13691名。志願者が大幅に減少した昨年度に比べ、1564名の増加である。ドイツ語圏文化学科・フランス語圏文化学科への名称変更、法学部の入試日変更、広報活動の充実などにより、近年深刻で…