2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

大学新聞社の社員は、個人用の名刺を持っている。白い厚紙に名前と連絡先、さらに本学の桜の印章が刻印された、なかなか立派なものだ。入部の折、初めて自分の名刺を手にした時の嬉しさは、今でもよく覚えている。 ところで新聞社の性質上、名刺交換は社員に…

世界で掴んだ勝利の喜び 應援團チアリーダー部 高橋牧子さん(営4)

試合会場に華を添えるチアリーディング。応援としてではなく、競技として臨んだ世界選手権大会に対する高橋さんの想いは計り知れない。 新体操や体操、水泳といったスポーツをしてきた高橋さんがチアリーディングに出会ったのは中学3年生の時であった。憧れ…

力出せず苦杯 バスケ部女子

5月11日、立教大学新座キャンパス体育館にて、関東大学選手権が行われた。今回の対戦相手は都留文科大である。 試合は本学の先制点で動き始め、出だしは優勢で進んでいった。ところが、第1クオーターの後半になると相手の固い守備に苦戦し、なかなかシュ…

首都大に競り勝つ 水泳部男子

5月11日、日本体育大学にて、第12回東日本リーグが行なわれた。今回の対戦相手は首都大学東京だ。 本学は第1ピリオドの開始と同時に、積極的に攻めていく。すると4分、本学の坂部昂人選手(法3・たかひと)がロングシュートを放ち、見事に先制点を挙…

昇格まで一歩及ばず ソフトボール部女子

5月17日、東京学芸大学にて、東京都大学春季リーグの1部2部入れ替え戦が行われた。対戦相手は今季1部に所属していた東京学芸大である。2部を全勝で戦い抜いた本学は、1部復帰を果たすべく、大一番に臨んだ。 1回表、先攻の本学は二死から死球で出塁…

一進一退の攻防制す

試合前日、「甲南戦は四大戦、関東大学リーグと並ぶ三大目標の一つですから、絶対に勝ちたいです」と今大会に懸ける強い思いを語ってくれた塚田一真主将(営4)。石井直之選手(政4)とペアを組み、先陣を切ってダブルスに臨んだ。 しかし、出だしから本学…

甲南大下し3連覇 硬式テニス部男子

5月18日、本学硬式テニスコートにおいて対甲南大学総合定期戦が行われた。この大会は、ダブルス3試合とシングルス6試合の計9試合で構成される。ダブルスこそ1―2と黒星がひとつ先行したものの、シングルスでは4―2と雪辱を果たした本学。これによっ…

趣味を深めて自分の糧に 法学部法学科 横山久芳准教授

今回は、法学科の横山久芳准教授に学生時代を振り返っていただきました。多岐に渡る当時のお話からは、充実した生活が窺えます。 かけがえのない時間 私は、1年生から3年生の前半までクラシックギターサークルに所属していました。先輩に弾き方を教わり、…

休暇

監督 門井 肇 出演 小林薫/西島秀俊/大塚寧々/大杉漣 2008年/日本映画/115分 配給 リトルバード 人の命を奪った者が、果たして本当の幸福を得ることができるのか。生と死の間で揺れ動く一人の人間が、やがて辿り着く場所とは…。 主人公の平井は…

感動をコミックスで

源氏物語の世界を知りたい。でも、古文を読むのは敷居が高く感じる…。そんな人に提案したいのは、源氏物語をコミックスで読む方法である。大学受験の際に、勉強の一貫として勧められた人も多いのではないだろうか。確かに漫画は文章を追うよりもとっつきやす…

時を超える源氏物語の時代

歴史上に作品の姿が確認されてから、今年で千年が経つという『源氏物語』。そのような長い時の流れの中でも、色あせることなく愛され続けているのは一体なぜなのだろう。源氏物語研究の第一人者である、学習院女子大学学長・永井和子氏にお話を伺ってみた。 …

絢爛なる源氏物語の世界

大作ゆえに、なかなか読む気がしないという人もいるかもしれない。そこで、まずはあらすじで『源氏物語』の一部を読んでみよう。 主人公の光源氏は、桐壷帝と、その寵愛を一身に受けていた桐壷の更衣との間に生まれた。幼くして母を亡くすも、父である帝に大…

紫式部の生きた時代

作者である紫式部は、10世紀頃に京都で生まれた。父は、詩人・文学者の藤原為時である。母は藤原為信の娘で、幼くして死に別れてしまう。両親は共に歌人、学者の血を引いており、紫式部は生まれながらにして非常に聡明であったといわれている。こうした環…

千年語り継がれる源氏物語

高校時代、みな一度は古典の授業で触れたことのある名作、『源氏物語』。本作品は日本古典の最高傑作とされ、かつ世界的にも名の通る小説だ。そこで今回は『源氏物語』の千周年を祝して、魅力を探ってみようと思う。

心身ともに美しい装いを

朝の満員電車で、化粧をする女性の姿をしばしば見かけることがある。携帯電話の使用マナーの悪さや、優先席に我が物顔で座る健常者などは頻繁に問題として挙げられている。一方、電車内での化粧を問題視する声は、これらと比べると決して多くはない。しかし…

チャンスを活かす新たな視点

世界における、中国の発言力が強まっている。主要国首脳会議、通称G8に中国を加える案が提出されるなど、重要な役割を担う一国として世界が認めつつあるのだ。その他にも、資源高騰の最大の要因として中国の過剰輸入が指摘されるなど、様々な分野でその影…

編集後記

ある日の夕刊の記事の見出しで、私は見慣れない単語を目にした。「聴導犬」である。盲導犬は知っているが、聴導犬とは一体何だろうか。今号の企画を立てたのは、たまたま発見したこの疑問を解決するためである。逆に言うと、私自身もあの新聞記事を読んでい…

各方面で活躍する犬たち

身体障害者補助犬が、障害を持つ方たちにとってかけがえのない存在であることは理解して頂けたと思う。けれども、人々を支える職業犬は補助犬だけではない。ここでは、災害救助犬・麻薬探知犬・セラピー犬の3種について詳しく見ていこう。 まずは災害救助犬…

現在の課題と国の対策

これまで述べてきたように、国内における補助犬への認識は、決して十分とは言えないのが現状だ。その事態を打破するために、行政はどのような策を講じているのか、厚生労働省の方にお話を伺った。 まず、より多くの人に補助犬制度を知ってもらうための、国の…

訓練所に聞く実態と展望

先月2日、特定非営利活動法人日本補助犬協会は、横浜市旭区に「あすなろ学校」を開校した。ここでは補助犬の育成と共に、訓練士や指導員の養成も行っている。そこで、今回は現場の最前線の声を聞くべく、同施設の副理事長と訓練センター所長を兼任されてい…

街を歩いていると、店の入り口に補助犬の同伴可能を意味するステッカーが貼られているのを、よく目にするようになった。けれども、このような光景が私たちの間に浸透してきたのはここ最近の話である。 補助犬とは目や耳、身体が不自由な人々をサポートする盲…

補助犬と歩ける社会を創る

レストランやデパートなどで見かける補助犬マーク。だが、その言葉に対しての理解は少ないのではないか。そこで補助犬とはどういうものか、この特集で認識を高めてもらいたい。

残心

無限とも言える大きさに広がるこの宇宙。その圧倒的スケールの前では、自分の悩みなど全くつまらない些細なことだ。でも。やっぱり。辛ぇことは辛ぇよ!楽してぇよ!怠け者の悲しき性である。(毅)

どこでもドアにタケコプター。子供の頃、次々と繰り出される、まるで魔法のようなドラえもんのひみつ道具に私は心を奪われていた。だが、いつの日からか、その全てが実際には実現し得ないものだと気づいたのである。 ところが、先日驚くべきニュースを耳にし…

光る掲示板?

試験日程や休講情報、はたまた学部別の情報を調べるために、掲示板へと足を運ぶ機会は結構多いはず。そこで気になるのは、一際目立つ電光掲示板。ぱっぱっと画面が変わる様を見て、不思議だなと思ったことはないでしょうか。 従来のFAXを利用した掲示装置…

夏のイントロ、めじおん

初夏の訪れを知らせる毎年恒例のイベント、目白音楽祭(通称・めじおん)が5月中旬に開催された。音楽系の部活・サークルに属する様々な団体が、自慢の曲を披露するこの催し。各グループによるバラエティー豊かな曲が、キャンパスを駆け抜けた。そして、ス…

勝利に懸ける志 結団式

運動部常任委員会による、第59回四大戦・第53回甲南戦正式種目結団式(以下、結団式)が百周年記念会館小講堂にて行われた。なお、この式典は四大戦・甲南戦に向けて本学運動部の結束を強めることを目的とし、毎年開催されている行事である。 結団式は、…

P3施設保有せず 自然科学研究棟

現在本学では、生命科学科設置のためのプロジェクトを進めている。その一環である2009年8月完成予定の自然科学研究棟の建築をめぐり、週刊誌アエラに掲載された記事が波紋を呼んでいる。事の発端は、同誌が目白キャンパス内において「P3」施設の建築…

広がるキャリアデザイン 若きプロジェクト浸透目指す

平成20年度から、経済学部キャリアデザイン支援プロジェクトのWEBページが開設された。昨年度に設立したこのプロジェクトは、就職活動の支援のみに留まらず、学生が長期的に広い可能性を見据えてキャリアをデザインできるようなサポート体制を整えてい…