栄光目指す 甲南戦・四大戦

 4月28日、第52回対甲南大学運動総合競技定期戦(以下、甲南戦)の開会式が甲南大学にて行われた。開催から52年目の今年は、新たにバスケットボール女子とラクロス女子の得点が総合得点に加えられ、結果に大きく影響することが予想される。そこで、上原巧也運動部常任委員会委員長に今回の甲南戦について、意気込みを聞いた。「本学は甲南戦において15年前の第37回戦を最後に負けが続いています。大学全体で一丸となって勝利をつかみ、これまでの歴史を塗りかえることができればと考えています」と、コメントし近年の屈辱を学生同士の結束力で晴らすことを強調した。
 また、10月19日には成蹊大学にて本学、成蹊、成城、武蔵大が競う第58回四大学運動競技大会(以下、四大戦)の開会式が行われる。現在3年連続で本学が優勝を遂げている四大戦。上原委員長は「今年は前回本学の連覇が途絶えた成蹊大学で大会を迎えます。昨年の勢いを保ち、完全優勝を目指します」と、4年連続の勝利を誓った。
 四大戦において、本学は昭和55年の第31回から平成14年の第53回まで、23年連続総合優勝という偉業を残している。その栄光を胸に今年こそ甲南戦、四大戦ともに総合優勝を果たせるよう各部、尽力することが期待される。