就職支援拡大へ マスコミセミナー

 5月19日、本学西2号館501教室にてマスコミセミナー・パネルディスカッション「今、マスコミ人に求められること」が開催された。これはマスコミ志望の現役学生を支援するために設立したマスコミ桜友会の記念イベントである。志望者の多い業界ということもあり、103名の学生が出席。それに加え、卒業生や関係者約100名が聴講し、立ち見が出るほどの盛況ぶりを見せた。
 なお司会、コーディネーター、パネラーは全て本学卒業生が担当。総合司会は島本真衣氏(テレビ朝日)が務めた。三島通義氏(ニッポン放送)のコーディネートによりディスカッションが進行。「就職してつらかったこと」「働き甲斐を感じたこと」などが話題に挙がった。パネラーの栗原健氏(読売新聞)、白石公子氏(テレビ東京)、長谷部守彦氏(博報堂)、吉田幸司氏(集英社)が、これまでの経験を話していく。最後はマスコミ志望学生へのアドバイスで終了。聴衆にとって有意義な1時間45分であった。
 セミナー終了早々にOB・OG訪問を申し込む学生もおり、今回の企画は大成功を収めたようだ。マスコミ桜友会設立を受けて、森川正和就職部長は「多くの先輩達がOB・OG訪問を快諾し、マスコミセミナーの講師及び個別相談員として名乗り出てくれました。これらの支援は数年後、多くの学生がマスコミ界で活躍することに繋がっていくことでしょう」とコメントを寄せた。今後も卒業生や就職部の支援を受けながら、学生自身も業界研究を進めることが求められる。