[1面]喫煙マナー改善 分煙徹底キャンペーン

 9月21日より、本学において「学内完全分煙徹底キャンペーン」が行われた。以前から構内における喫煙マナーは問題視されており、学内での分煙化が推進されてきた。しかし、歩きタバコや吸殻の投げ捨てなどが後を絶たないことから、学生にタバコに対する意識を改めて明示させる必要があったようだ。
 学生部が行った「学生生活アンケート」では、タバコのマナーに対する批判的な意見が目立った。また、2001年に国の政策として「健康増進法」が施行され、受動喫煙防止について、施設管理者の責務が定められている。これらの理由を鑑み実施が決定した。
 このキャンペーンにおいて、大学は具体的なルールを定めている。教室棟内の全面禁煙、そして、大学内での喫煙は屋外の11箇所の喫煙ゾーンで行うこと。さらに、歩きタバコや、吸い殻のポイ捨て禁止などである。主な喫煙所については以下の通り。
・黎明会館と富士見会館の間
・富士見会館前
・北1号館掲示場前
・北1号館裏
大学図書館
・ピラミッド校舎前
・南2号館前
・百周年記念館前など。
 現在、灰皿の設置されている場所以外でもタバコを吸う人の姿は多く見受けられる。今回のキャンペーンは、このような事態を改善させるための良い機会となるだろう。学生部は、徹底した分煙に対する自覚と協力を呼びかけている。