学生会員を新設 桜友会インタビュー

 平成20年度から桜友会への入会の仕組みが改正され、3、4年生が学生会員として扱われるようになった。桜友会は、現在約11万人の会員が所属する、本院OB・OGの団体である。
 今回の改正の具体的なポイントは、会費の徴収方法の変化だ。これまでの桜友会は、会費(終身会費)を卒業時までに納めた者だけを正会員として受け入れていた。実際にはほとんどの卒業生が入会しているが、会員になるかならないかは各々の意思に任されていたのである。
 しかし、今年度から3年時の学費と共に徴収することによって、これまで任意であった会費の納入を完全に制度化している。在校生全員が、学生会員を経て桜友会会員として処遇されることになるのだ。なお、学生会員としての具体的なメリットには、年2回発行の会報の送付、桜友会が主催するイベントへの参加資格などがある。
 今回の制度変更について、桜友会の会長である内藤償ワ誼(よりよし)氏は、「在校生が学生会員になることによって、桜友会と在校生の繋がりがより強固なものになることを期待しています。また、今後とも桜友会は在校生を様々な形で支援していくことを検討していきます。だからこそ、みなさんにもこうしてほしい、などの要望を是非とも言ってもらいたいですね。学生時代に熱い思い出を作り、後に桜友会の一員として当時を楽しく思い返せるよう、精一杯頑張って過ごしてください」とコメントした。