私はある目標を持っている。運動好きという私の特徴を活かして、おばあちゃんになっても仲間と一緒に運動できるような活発な人間になる、ということだ。そのためには、やはり常日頃からの運動や食生活に気をつける必要があるだろう。
 昔から、「運動する」ということには意欲を持って実行していた。しかし大学では、授業で体育をとっても週1コマ。高校までのように週2、3時間ある訳ではないため、もし授業をとらなかったら、運動量は激減してしまう。そこで私は、体育を履修し、運動系のサークルにも入ることに決めた。さらに、階段などを積極的に使うことも心掛けるようにしている。
 食生活の大切さには、飲食店でのアルバイトを始めて、気づかされた。お店の料理は味が濃く、賄いを頻繁に食べていては、塩分の摂り過ぎになってしまうのだ。それからというもの、塩辛いものや、高カロリーの食事にも気をつけるようになった。
 こんな事を言っていても、外食が多くなると食生活も乱れてしまう。また、時に自分への甘えが出てきてしまうのも事実だ。しかし、現状維持はできている。小さな日々の積み重ねこそが、私を着実に目標に近づけてくれているのだ。これからも、この努力を絶やさずに目標に向かっていこうと決めた二十代最初の春であった。(実)