平成17年度国家試験の結果

 平成17年度の国家試験における本学学生、及び卒業生の結果が就職部より発表された。今年度も各種の国家試験で合格者を輩出。数字は、昨年11月24日現在のものである。 まず司法試験の合格者は8名。これは卒業生を含む合格者数である。国家Ⅰ種には、卒業生2名を含む4名が合格した。そして国家Ⅱ種の合格者は、卒業生30名を含む54名である。公認会計士の合格者については不明。これは日本公認会計士協会が、今年度より合格者を非公表としたためだ。なお、いずれも男女別の数字は把握していない。また、そのほかの結果については、現在集計中である。
 昨年度の合格者は国家Ⅰ種が2名、国家Ⅱ種は44名だった。それに対して、今年度は国家Ⅰ種が2名増、国家Ⅱ種は10名増。合格者は双方とも大幅に増加している。その一方で、司法試験の合格者は、昨年度の10名よりも減少。残念ながら、2年連続の2桁合格という快挙にはあと一歩及ばなかった。
 だが、本学の学生数から見ると、今年度も十分評価できる結果であると言えよう。これらの結果を踏まえ就職部は、「国家試験を目指す人は、早くから自分の目標を確立し、勉強に取り組むことが必要です。また、就職部の課外セミナーなどを利用するのも有効でしょう」と、早期の準備の必要性を説いた。