利用者約3万人 トレーニングルーム

 平成18年度のトレーニングルーム利用状況が発表された。昨年度の総利用者数は学生・教職員合わせて2万9129人で、17年度の人数を僅かに下回る結果となった。
 男女別においては、男子学生は2万1076人、女子学生は6666人である。男子の利用者数が圧倒的に多いのは、男子運動部による活用が多いためと思われる。多くの運動部員が部活の一環としてトレーニングルームを使用していることが、男子の利用率増加に繋がるようだ。
 また、曜日別の利用者数の多さは火曜を筆頭とし、金曜、月曜、水曜、木曜、土曜の順となった。特定の曜日に人数が集中するのは、いくつかの要因が挙げられる。一つは、多くの運動部が土日に試合を行い、月曜または火曜にトレーニングを実施する割合が多い。また、金曜は試合前の最終調整を行うため、多くの運動部の学生が月曜、火曜、金曜に集中してトレーニングルームに訪れるのだろう。
 そのほかにも、時間帯における利用者数も集計された。最も多い時刻は3限後の15〜18時である。最も少ないのは午前中だが、授業期間中は、火曜、水曜、金陽、土曜の午前にトレーニングルームで授業を行っている。そのため、一般利用ができない。また、長期休業中の開室時間は12時〜18時だという。
 月別に結果をみていくと、前期は利用者が多く、後期では人数は少しずつ減っている。その原因は、講習を受けた新入生が最初ののうちは訪れるためと考えられる。時間と共に活用する人はだんだんと少なくなり、最終的には限定されてくるそうだ。なお、教職員の利用者数は、年間を通しての増減は特になかった。
 トレーニングルームを使うにあたり、スポーツ・健康科学センターの高丸功准教授は、「ルールとマナーを守って、安全に使用することが大原則です。土足や汚れたウェアの着用は厳禁です。また、大声での会話など他の学生へ迷惑となる行為は慎んでください。そして、これからの時期は暑いため、トレーニングによる大量の発汗が考えられます。その際に汗をふき取るタオルを持参してください。今後も快適なトレーニング環境を維持することを心がけましょう」と、学生や教職員へ呼びかけた。