3面
源氏物語の世界を知りたい。でも、古文を読むのは敷居が高く感じる…。そんな人に提案したいのは、源氏物語をコミックスで読む方法である。大学受験の際に、勉強の一貫として勧められた人も多いのではないだろうか。確かに漫画は文章を追うよりもとっつきやす…
歴史上に作品の姿が確認されてから、今年で千年が経つという『源氏物語』。そのような長い時の流れの中でも、色あせることなく愛され続けているのは一体なぜなのだろう。源氏物語研究の第一人者である、学習院女子大学学長・永井和子氏にお話を伺ってみた。 …
大作ゆえに、なかなか読む気がしないという人もいるかもしれない。そこで、まずはあらすじで『源氏物語』の一部を読んでみよう。 主人公の光源氏は、桐壷帝と、その寵愛を一身に受けていた桐壷の更衣との間に生まれた。幼くして母を亡くすも、父である帝に大…
作者である紫式部は、10世紀頃に京都で生まれた。父は、詩人・文学者の藤原為時である。母は藤原為信の娘で、幼くして死に別れてしまう。両親は共に歌人、学者の血を引いており、紫式部は生まれながらにして非常に聡明であったといわれている。こうした環…
高校時代、みな一度は古典の授業で触れたことのある名作、『源氏物語』。本作品は日本古典の最高傑作とされ、かつ世界的にも名の通る小説だ。そこで今回は『源氏物語』の千周年を祝して、魅力を探ってみようと思う。
本学から千登世橋方面に向かって目白通りを進んでいくと、鮮やかな青い扉のショップが目に留まる。そこが海外絵本とカフェの店、EHO-N HOUSEである。 この店は、洋書輸入会社が3年前に開店。年に1回、北イタリアの都市ボローニャで開催される、国際的な絵…
本を読もう、と意気込んではみても、いざとなるとどう手を付けたら良いかわからないことは誰しもあるはず。ここでは、読書を始める最初のきっかけづくりとなるような、身近な方法を紹介してみたい。 「読書」とだけ聞くと、姿勢良く机に向かって行わねばなら…
こうした本学の状況について、大学図書館館長で、英語英米文化学科の塩谷清人教授にお話を伺った。図書館館長の目には、学生の読書に対する姿勢はどう映っているのだろう。 まず、大学図書館の利用状況はどうなのか。「年間の貸出冊数は、1991年に4万3…
では、本学の学生においても、本を読まない人が実際に増えてきているのだろうか。その実態を把握するために、アンケート調査を実施した。 まず、読書の習慣についての質問には、半数以上の学生が「最近本を読んだ」と回答。読まれた本のジャンルは、小説が6…
テレビやネットで手軽に情報を得られる今では、時間がかかる読書は敬遠されがちだ。しかし、書物でしか得られない経験は必ずある。今回は、本を読み楽しむ術を紹介しよう。
毎日お世話になるお風呂。だからこそ、日々の入浴タイムは楽しく快適に過ごしたいもの。ここでは、そんな願いを叶えてくれる、優れもののバスグッズを紹介しよう。 お風呂で思いきりリラックスしたい――そんな時には、バス用枕が最適だ。この枕には吸盤があり…
お風呂の効能を知っていても、間違った入り方ではその効力は十分に発揮されない。賢い入浴の知識を得るべく、東京ガス都市生活研究所所長の早川美穂さんにお話を伺った。 お風呂の長所の一つは、簡単に体を温められることだ。しかし、ただお風呂に入れば良い…
お風呂は、体の汚れを落とし、さっぱり清潔にしてくれる。しかし、その役割はこれだけには留まらない。湯船にゆっくりと入って温まった後には、体が軽くなったような気分がすることが多々あるだろう。日々の入浴は、私達の健康を密かに支えてくれているのだ…
日本人が大好きな入浴。その原型は、日本の成り立ちについて書かれた奈良時代の書物に記されている。黄泉の世界から帰ったイザナギノミコトが、禊ぎを行ったという記述だ。今や日常生活の一部となっている入浴の歴史は、実はとても古いものなのだ。 そしてそ…
寒い季節に、体も心も温めてくれるお風呂。今回は、そんな入浴時間をより充実させる方法を紹介する。疲れを癒し、日々の健康を助けているお風呂に、改めて目を向けてみよう。
様々なかたちで私たちを楽しませてくれる水族館。では、創る立場の人々にはどのような想いがあるのだろう。そこで、横浜・八景島シーパラダイスの館長、布留川信行さんにお話を伺った。 はじめに、水族館の展示方法は、これまでどのような変遷を遂げてきたの…
エプソン品川アクアスタジアム この水族館には、約300種、2万点に及ぶ世界の海の生き物が集っている。魚を観察することよりも、海底散歩を楽しむようなつくりの展示エリアが珍しい。 ここのメインは、長さ約20メートルを貫く海中トンネルだ。青い光の差…
日本の水族館の起源は、1世紀以上前にまで遡る。明治15年9月20日に、東京の上野動物園の一角にできた「観魚室(うをのぞき)」と呼ばれる展示施設が最初が最初だ。当時の仕組みは、照明がなく暗い館内の小窓から、外の光が差し込む明るい水槽を見るように…
水族館は、日常では見られない生き物たちと出会える場所。彼らの姿は私たちに癒しを与え、普段意識することのない自然の雄大さを教えてくれる。今回はそんな誰もが楽しめるスポット、水族館に注目してみた。
今回の浴衣企画を通して、改めて和装に魅了された。蒸し暑い夏の夕暮れに、浴衣を着て縁側でちょいと夕涼みというのも、なかなか風流だ。しかし、今は6月。流石に浴衣で夕涼みには早すぎる。だからといって、和装で粋に過ごすのを断念するのは口惜しい。そ…
浴衣について基本的な知識を得たら、次は実際に浴衣を着てみよう。その時、注意すべきことについて、50年以上の歴史を持つ老舗呉服店、「目白なら屋」の店主、田中允子氏にお話を伺った。 そもそも、日本人にとって浴衣とはどのような存在だったのか。「私た…
このように、変化を遂げてきた浴衣は、「和ブーム」の到来と共に再び需要を高めてきている。そのため種類も多様化し、選択の幅が広がった。そこで、ここでは浴衣選びのコツを紹介していこう。 一口に浴衣といっても、その生地は多数存在する。これらの特徴を…
夏の風物詩、浴衣。現在では涼しげなお洒落着として定着し、鮮やかに夏を彩っている。しかし、実は長い歴史の中で様々な変遷を経て来た、ドラマチックな衣服なのである。 浴衣の起源は、およそ一千年前に遡る。平安時代の貴族たちの入浴スタイルが、その始ま…
浴衣は暑い季節ならではの「和」の装い。今回は、そんな浴衣のお洒落な楽しみ方を紹介する。今年の夏は、浴衣をはんなりと着こなし、涼しい夜風に身を任せてみよう。心穏やかなひと時が,あなたに訪れるはずだ。
日々の生活の中で蓄積されていく、紫外線によるダメージ。一度は肌の状態を調べてみたいものだが、男の私が一人で行くのはさすがに恥ずかしい。そこで、女性の先輩について来てもらい、肌画像解析装置「ロボスキンアナライザー」を備えた病院へと向かった。 …
日差しの強い時期になると、紫外線対策をする人も増えるだろう。紫外線は春先から強くなり始め、5月がピークだといわれている。晴れの日だけではなく、曇りの日も紫外線は多く降り注いでいるので注意が必要だ。一般的に知られているように、紫外線は皮膚が…
ここ数年の美白ブームに伴い、紫外線による肌への影響に注目が集まっている。しかし、目に見えない故にどのような対策をしたらいいか分からない人もいるだろう。そこで今回は、紫外線が及ぼす影響について基礎から学ぶべく、「私のクリニック目白」の平田雅…
日差しに潜み、私たちの肌を攻撃する紫外線。この紫外線について正しい知識を持っている人は、案外少ないのではないだろうか。肌を守るための対策を考える前段階として、紫外線の正体を知っておこう。 一般的にUVと呼ばれる紫外線は、太陽光の光成分として…
夏が本格的に始まる7、8月は紫外線の強い時期だと思われがちだ。しかし、1年で最も紫外線の強くなるのは意外にも5月である。 日常生活のあらゆる所に潜んでいる紫外線。今回はその危険性や対策法などについて考えてみたいと思う。
今回の特集であるデトックスの効果を実践するべく、昨今流行の岩盤浴を体験してみた。 岩盤浴とは、45〜50度くらいに温めた天然鉱石の上に横たわり、発汗作用を得る「お湯のない風呂」のことだ。ルーツは湯治の本場、秋田県玉川温泉にある。 私が訪れたのは…