2007-11-20から1日間の記事一覧

自分の代の人間が部の中核を担うようになり、私もようやく責任を自覚し始めた。そうした中、いつも念頭においておきたいことがある。誰かに仕事を任せる際には、相手を信頼するというものだ。 人に何かを頼む時、私はなんとなく不安を感じてしまう。自分のや…

努力の日々報われた瞬間 漕艇部前主将横堀翠さん(仏4)

今回お話を伺った横堀さんは漕艇部主将として、今年の8月まで第一線で活躍していた。引退試合となった第34回全日本大学選手権大会で彼女が得たタイトルは準優勝。本学におけるインカレでのメダル獲得は実に31年ぶりである。この試合は彼女にとって有終…

大差つけ連覇 アーチェリー部

10月19、20日、武蔵大学レンジにて、四大戦が開かれた。1大学から8選手が出場し、1選手が50m、30mの距離からそれぞれ36射、計72射を行う。的に命中した場所に応じて、1射につき最大で10点が与えられる。そして大学ごとに上位4選手(…

横国大打ち破れず バレーボール部男子

10月14日、横浜国立大学にて、秋季5部リーグの最終試合、対横浜国立大戦が行われた。また、今回は4年生の引退試合でもあった。 第1セット。本学は序盤から中村祐太主将(政4)の鋭いスパイクで攻める。ところが、相手の速攻やフェイントなど多彩な攻…

繋げる、一部の座 ソフトボール部男子

灰色の雲が空を覆い、秋らしい肌寒さを見せた10月14日、東京都秋季リーグ1部の試合は最終日を迎えた。国士舘大学多摩キャンパスで行われたこの日の相手は桜美林大。夏の試合ではコールド負けを喫した相手である。4年生にとって引退試合でもある今回の対戦…

リーグ制覇へ着実な1勝

Bリーグを全勝優勝し、Aリーグへ昇格することを目標としている本学。この試合は総当たり戦の中間地点であり、いかに緊張感を持って戦えるかで今後にも大きく影響してくる。試合前のウォーミングアップや、円陣を組んだ際に大きく声を上げ、いつも通りの実…

破竹の勢い止まらず ラグビー部

去る10月14日、一橋大学グラウンドにて関東大学対抗戦Bグループ第4戦が行われた。明治学院大、上智大、東京大とこれまでのリーグ戦を全勝で飾っている本学。向かうところ敵なしの快進撃を続けているが、彼ら自身にとっては大いなる栄光への通過点に過…

前・後夜祭

前夜祭 今年も前夜祭のメインイベントとして行われた御輿コンテスト。6組の団体が出場し、御輿の出来や担ぎ手の盛り上がりを競い合った。前夜に大学祭の成功を祈願して催されるこの行事は、御輿を担ぐことで「祭」を支える学生の士気を高める場でもある。 …

温かい社会の実現へ 山本譲司氏講演会

【3日 西5―B1】 大学祭2日目、弁論部主催による講演会、「塀の中から見た日本の社会」が行われた。講師の山本譲司氏は、かつて衆議院議員として活躍したが、秘書給与の流用が発覚。実刑判決を受けた。監獄生活を送った氏が、どのような話をしてくれるの…

未来を考えた政策 河野太郎氏時局講演

【4日 西2―201】 今年も『時局講演』が、国際政治研究会により開催された。講師は、自由民主党衆議院議員の河野太郎氏だ。 始めに河野氏は、首相官邸でのお化け出現の話や、麻生氏と自らの父の話などを語ってくれた。そのユニークな話に、会場は笑いに…

心ときめく美の催し ミスキャンパス

【4日 百周年記念会館】 広告研究会主催の『ミスキャンパス学習院』が、今年も盛大に開催された。ミス候補に選ばれ、出場したのは見目麗しい6人の女性達。その頂点に立ち、美の女王となるのは一体誰なのか。きらびやかな催しに、多くの注目が集まった。 司…

荒くれ猛者集う 天下一武道会GP2007

【4日 卓球場】 その眼で、真の頂点(おとこ)を見極めろ―天下一武道会は、最強の男を決める戦いである。昨年は開かれることがなかったこの催し。今年はK1ルールを採用するなど装いも新たに開催され、たくさんの注目を集めた。 トーナメント1回戦の第2試…

魅惑と興奮の舞 DANCIN’ GROOVE’07

【2、3日 中央教室前特設ステージ】 今年もDANCE APPLAUSEとNO X‐it(ノー・イグジット)による合同ダンスパフォーマンス「DANCIN’ GROOVE’07』が行われた。肌寒い秋の気候にも関わらず、両者とも寒さなど微塵も感じさせないパワフルなステージを演じ切っ…

多岐に渡る発表 地学研究会

【全日 北1―405】 毎年恒例の地学研究会によるプラネタリウムが、今年も開催された。今回のテーマは「秋と冬の星座」と「黄道12星座」だ。来場者に今の季節の星に興味を持ってもらうためと、有名な星座の位置と形を学んでもらうために企画されたという。…

[2面]揺れる心を熱演 斜陽

【3日 西2―201】 今年も「貴社の記者は汽車で帰社」による演劇が行われた。この団体は、平成17年度入学(現3年生)の日本語日本文学科の学生が、有志で集まり結成されたものである。日本文学の面白さを、多くの人に知ってもらうことが彼らの狙いだそうだ…

[2面]微笑みのひととき 児童文化研究会

【全日 西1―105】 西1号館の一角に、動物やマスコットの可愛らしい装飾がなされた教室があった。児童文化研究会のコーナーだ。ここでは1日に3回、人形劇が行われた。演目は『おとぎばなしのはじまりに』と『名探偵ギルVS怪盗ルート』の2本だ。 『…

[2面]淡い青春の調べ アンダーグラフ

【3日 百周年記念会館】 「表面的でないココロの奥にある喜怒哀楽を形にした音楽を創っていく」という意味の名を持つバンド。それが今年のゲストのアンダーグラフだ。偶然にも彼らの理念には、今回の大学祭のテーマと共通する点がある。その言葉通り、一曲…

[2面]笑う門には福来る お笑いライブ

【4日 西5―B1】 秋晴れが心地よい大学祭最終日、本学にとって2回目の試みとなるお笑いライブが開催された。今回の出場者は、人気女性コンビのハリセンボンと、最近注目を集めるジパング上陸作戦。チケットは即完売し、立ち見客も出るほどの盛況ぶりから…

[研究最前線]「比較を通じた政治分析」 因果関係をひも解く 法学部政治学科磯崎典世教授

今回は、政治学科の磯崎典世教授です。先生は、比較政治という方法で現代韓国政治を研究されています。今回は現在研究されている比較政治について、お話を伺いました。 (取材・構成 田上ひかり) 大学生活と韓国 先生が大学生活を送っていた1980年代、…

[編集長コラム]下里JAPAN Go To 2008

1年生が主体となって行う大学新聞社の出店。今年はタピオカを販売し、3日間で見事完売させていた。素晴らしい。 それにしてもこの2人、真剣な表情である。ほんとお疲れ様!(下)

[明窓浄机]

子供の頃よく読んだ絵本の中に、『花さき山』がある。山菜を採りに山奥へやってきた少女あやは、見たこともないような綺麗な花畑に迷い込んでしまった。彼女はそこに住む山姥に、この花は人間達が自分より弱い者を想い、じっとこらえると一輪開くのだと教え…

[1面]曽野綾子氏講演会

10月13日創立百周年記念会館正堂にて、曽野綾子氏の講演会が行われた。老若男女を問わず、多くの人々で会場はほぼ満席となっていた。 小説家である氏の話はとても理解しやすい。世界各国における宗教観や死生観といった漠然とした内容であっても、身近な…

[1面]平成19年結果 新司法試験

平成19年度の新司法試験の合否が発表された。本院からは法科大学院卒第1、2期生が多く受験したこの試験。2回目の実施ともあり、院生達の前年度の試験を踏まえた学習プランの成果が期待されるものだった。 本院からは合計19名が合格。その中で、合格者の大…

[1面]大成功で幕閉じる 第38回大学祭開催

ようやく秋らしくなり、今年もまたこの季節が到来。11月2日から4日の3日間、本学にて第38回学習院大学大学祭が開催された。今年のテーマは「喜努❤楽」。大学祭実行委員会(以下、実委)を筆頭に、各団体は夏前から長い時間をかけて準備を整え、練習を重ねて…

[1面]進むグローバル化 大学が果たす役割とは

――就任おめでとうございます。今の率直な感想をお聞かせください。 とにかく大変だということですね。世界は今、急速にグローバル化が進んでいます。学習院はもともと落ち着いた環境ではありますが、これからは時代の変化に沿って変革していかなければならな…

[1面]新学長に福井教授

6月5日(第一次)・7月3日(第二次)の両日に行われた学習院大学学長選挙において、次期学長に文学部史学科の福井憲彦教授が選任された。任期は平成23年度末まで。永田良昭前学長の後任として、同職を務める。今後、本学の舵を取られる福井新学長に、大学の…